神は細部に宿る

こんにちは 榊原工機の榊原です。
今回の写真の製品は、丸物に穴をあけた後にバリが出ていたため、恐らくペーパー掛けをしたと思われます。
ただ、この旋盤加工の切削面は、やはりきれいに仕上がっている方が商品価値が上がると感じます。
もちろん寸法がNGというわけではなく、さらにこの後メッキ処理を行うなら、ペーパー掛けの跡も最終的には消えるかもしれません。
加工者の方もその意図でペーパーを当てたのかもしれませんが、それでも旋盤本来の美しい切削面が活きている方が良いと私は思います。
「神は細部に宿る」
旋盤加工の面の仕上がり一つで、製品全体の印象や品質感が変わるものです。
今回も改めて、旋盤の仕上げ面の大切さを感じたというお話でした。