ボール盤の話
今日はボール盤について話をしますね。
ボール盤っていうのは、普通はドリルをつかんで穴を開ける、そういう機械のことを言います。ただ、町工場レベルになると「タッピングボール盤」っていうのもあるんですよね。これは何かっていうと、回転が逆転してくれる機能が付いているボール盤なんです。
今うちにあるのは「卓上ボール盤」って呼ばれるタイプで、これが町工場で一番よく見かけるボール盤です。他にも直立ボール盤とかラジアルボール盤とか、どんどん機械が大きくなっていくんですけど、今日は町工場レベルで一般的に使うボール盤の話をします。細かい種類が知りたかったらググってくれればいいんで。……今はググるって言わないのかな。「AIる」とでも言うのかな、知らんけど。「チャッピーに聞いて」とか、そうやって言うのかしらないですけどね。
で、ボール盤が自動で反転すると何ができるかっていうと、ねじ切りができるんです。ボール盤で穴開け加工をやった後、タップをつかんでねじを立てるっていう作業ができる。それがタッピングボール盤です。
榊原工機には普通のボール盤もあるけど、タッピングボール盤もあるっていう感じですね。何が一番いいかっていうと、タッピングボール盤が一台あれば、穴開けもできるしタップ加工もできるっていうことなんです。
これが穴開け専門で大量生産をやる現場だと、ボール盤ばっかりずらっと並んでいたり、タッピングボール盤だけがずらっと並んでいたり、そういうふうになります。うちは大量生産はやらないので、ボール盤とタッピングボール盤を使い分けてやっています。大きめのボール盤、小さめのボール盤という感じで。
うちのボール盤は、ドリルチャックが直径13ミリまでつかめるので、13ミリまでのものはこのボール盤で穴を開けたり、タップを立てたりして使っています。
ただ実は、この機械を使う頻度がどんどん減っています。なぜかっていうと、マシニングセンタでも穴は開けちゃうし、タップに関しては「エアタッパー」っていうのがあって、今はそっちをメインで使っているからなんです。
エアタッパーについては、また次回お話しします。