5軸マシニングセンタ
これまでのブログで、四角いものを削り出すのがマシニングセンタ、丸いものを削り出すのが旋盤ですよ、という話をしてきました。
じゃあ、旋盤で削り出した丸いものに、今度は横から穴をあけたり、平面を削ったりしたいときはどうするのか。マシニングセンタで丸いものを掴む必要が出てくるわけです。
そこで登場するのが「円テーブル」です。旋盤と同じような三つ爪チャックが付いていて、丸い製品をがっちり掴んで固定できる。しかもそのテーブルごと360度くるくる回転する。これがマシニングセンタのテーブルの上に載っていると考えてもらうと分かりやすいですね。
そして5軸マシニングセンタというのは、この回転する円テーブルが、さらにゆりかごのように180度傾くんです。つまり、XYZの直線3軸に、テーブルの回転軸、そしてゆりかごの傾き軸。合計で5つの軸が動く。だから「5軸」と呼ぶわけです。
これができると、ワークを一度掴んだら、掴み替えなしで五面からアプローチできる。段取り替えの手間が減るし、掴み替えによる誤差も出ない。精度と効率、両方に効いてくるんですね。