複合旋盤の話
今日は複合旋盤について話をしたいと思います。
昨日は5軸のマシニングセンタの話をしましたよね。実はこのマシニングセンタ、別に丸物を掴んでやる必要もないんですよね。四角いものを掴んで削り出すことも、当然できます。
勘のいい人なら気がつくと思うんですけれど、「丸いものを掴んでフライス加工をするんだったら、旋盤の工程でフライス加工すればいいじゃん」って思いますよね。そこで出てきたのが複合旋盤という形なんです。
この複合旋盤にも、大きく分けると二つあります。
一つは、普通のNC旋盤のタレット(回転台)に回転工具を取り付けるタイプ。うちの場合は森精機の機械で、20ステーション付けられるんですけどね。とはいえ、20ヶ所全部に回転工具を付けたら、肝心の切削(旋削)加工ができなくなってしまう。なのでうちは正面から3本、側面から3本、合計6本付いているだけなんです。
これでちょっとしたスパナ掛けの二面取りとか、フランジの穴あけとか、そういう簡単なフライス加工をこなす。これがタレット型の複合旋盤ですね。
そしてもう一台、マルタスという機械があります。こちらはマシニングセンタと同じで、ATC(自動工具交換装置)が付いている。刃物がきちんと自動で入れ替わって切削をするやり方です。うちのマルタスは工具が40本収納されています。
旋盤の工程とマシニングの工程が一台で同時に行える、優れものなんですよね。