溝加工の工具

見た目は簡単そうに見える部品でも、実は専用の刃物が必要になることがあります。たとえばプーリーの溝のような丸みを帯びた加工です。本来は特別な刃物を買って対応するのですが、1個の注文に何万円もする刃物代をかけてしまうと、とても合わなくなってしまいます。
そこで榊原工機では、少量品のときは自社で刃物を工夫して作り、加工に使うこともあります。これならコストを抑えながら、しっかりとした仕上がりにできます。お客様のご要望に応じて、できるだけ負担が少なくなるよう工夫している、というお話でした。