第63回:追加工という仕事

2026年8月28日
#社長ブログ

トピック

有限会社榊原工機|小物部品の少量~中量生産に特化|ガレージブランド・個人ブランド”の試作開発も

「追加工(ついかこう)」という言葉があります。お客様の方ですでに出来上がっている部品、あるいはよそで加工された部品を支給していただいて、そこに穴を開けたり、溝を入れたり、後から加工を足していく仕事のことです。

ものづくり日本と言われますが、世の中の大きな流れを見れば、量産物や金額のまとまった仕事は、国内回帰と言われながらも、実際には中国にお願いしている会社がほとんどではないでしょうか。ここは正直に認めるしかないところだと思っています。

そのなかで我々町工場に残された道は何かというと、やはり中国ではできない仕事です。単品や小ロットのもの、お客様からの支給品、追加工、特殊な材料を使うもの。そういったものに限られてきます。

有限会社榊原工機|小物部品の少量~中量生産に特化|ガレージブランド・個人ブランド”の試作開発も

正直に申し上げると、昔はお断りしていました。「うちで作った物でもないのに、どうして追加工なんてやれるんですか」と。リスクしかないですからね。一万円の製品に対して加工賃が千円だったとして、こちらが不良を出してしまえば一万円を弁償することになる。どう計算しても割が合わない。そういう理屈でお断りしていた時期が長くありました。

ですけれども、時代とともに、そんなことも言わなくなりました。今は粛々と追加工の仕事もお受けさせていただいています。もちろん段取りや検査の手前で気を遣う仕事ではありますが、そこを引き受けられるかどうかが、これからの町工場の分かれ目のような気もしています。

そういった需要がございましたら、お気軽にお声がけください。